システナ(2317)2025年3月期 本決算まとめ

銘柄分析
システナ(2317)2025年3月期 決算まとめ

🧾 システナ(2317)2025年3月期 決算まとめ

🏢 事業内容

システナは、ITビジネスソリューションを主軸に、SaaS型サービス「rakumo」の提供、導入支援、オフショア開発の3本柱で展開するIT企業です。特にグループウェア連携型の業務支援ツール「rakumo」は売上高の約80%を占め、高い収益性を持つ事業モデルです。

📊 決算サマリー

項目 2024年3月期 2025年3月期 前年比 2026年3月期(予想)
売上高(百万円) 76,940 83,621 +8.7% 89,100
営業利益(百万円) 9,713 12,067 +24.2% 12,700
経常利益(百万円) 9,942 11,855 +19.2% 12,700
純利益(百万円) 7,232 8,480 +17.2% 8,850

💡 今期決算の要点(1000字以内)

2025年3月期の実績は、売上高が前年比8.7%増の836.2億円、営業利益は24.2%増の120.7億円と、収益性が大きく向上しました。これは主力の「rakumo」などSaaSサービスの契約拡大に加え、導入支援やオフショア開発も収益改善に寄与した結果です。特にSaaS比率の高さ(全体の80%以上)は安定収入基盤として評価できます。次世代モビリティ分野やDX支援など新規高付加価値案件にも注力し、加熱する人材市場の中でも高単価案件を取り込んでいます。ソリューション事業は事業再構築を進めたことで採算性が改善し、全体の利益率向上に貢献しました。今後も技術力強化と人材体制の拡充を進め、安定成長と利益率維持の両立を目指します。

🔮 次期見通し(1000字以内)

2026年3月期は売上高891億円(+6.6%)、営業利益127億円(+5.2%)、純利益88.5億円(+4.4%)の成長見通しです。rakumoやDX案件に加え、ソリューション事業の再構築やストック型ビジネスへの移行を柱に据えることで、収益の更なる安定化を図ります。加えて、エンジニア待遇の改善による人材定着や採用強化、価格交渉力の向上による収益性強化策なども並行して推進する計画です。ITバラマキや人件費高騰といった業界リスクはありますが、高収益モデルとストック型収入の強みにより、今期も高い成長継続が期待されます。

💰 配当方針

システナは安定配当を基本とし、連結配当性向40%以上を目標としています。2025年3月期は年間12円(中間6円・期末6円)とし、2026年も同水準を予定しています。

年度中間期末年間
2024年3月期5円5円10円
2025年3月期6円6円12円
2026年3月期(予想)6円6円12円

⚖️ 投資対象としての強みと弱み

  • 強み:SaaS型サービスの高い収益安定性と高利益率モデル
  • 強み:DX支援やモビリティ案件など高付加価値分野への展開
  • 強み:ストック型収益の拡大により営業CFの安定性向上
  • 弱み:優秀なIT人材確保の競争激化によるコスト増
  • 弱み:景気後退時のIT投資抑制リスクが存在

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