🧾 ソフトバンク(9434)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
ソフトバンク株式会社は、日本の大手通信事業者の一つであり、個人向けの携帯通信サービス、インターネット接続、スマートフォン・端末販売に加え、法人向けにクラウド、IoT、AI、セキュリティなど幅広いICTソリューションを提供しています。また、PayPayをはじめとするフィンテック事業、Zホールディングスとの連携によるeコマース・広告領域、エネルギーやヘルスケア関連の新規事業も展開しています。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 | 2026年3月期(予想) |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益(億円) | 56,695 | 57,601 | +1.6% | 59,000 |
| 営業利益(億円) | 10,267 | 10,656 | +3.8% | 10,800 |
| 当期純利益(億円) | 4,222 | 4,340 | +2.8% | 4,400 |
| 1株配当(円) | 86 | 88 | +2円 | 88 |
💡 決算の要点
2025年3月期のソフトバンクは、売上収益が前期比1.6%増の5兆7,601億円、営業利益は同3.8%増の1兆656億円といずれも増加し、過去最高の営業利益を記録しました。個人向け通信サービスではARPUが下げ止まり、PayPayを中心としたフィンテック事業や法人領域のICTソリューションが好調に推移しました。特に法人領域はクラウド、セキュリティ、AI関連ソリューションの需要が拡大し、利益貢献に寄与しました。コスト削減の取り組みも奏功し、効率的な経営体制が整備されつつあります。
🔮 次期の見通し
2026年3月期の業績見通しは、売上収益5兆9,000億円、営業利益1兆800億円、純利益4,400億円を見込んでいます。個人向けARPUの安定化と、法人領域でのDX支援やクラウド・AI案件の積み増しを計画。また、PayPayの収益化進展やZホールディングスとの連携による広告・EC分野の拡大も期待されています。経営の効率化や安定配当を継続しながら、持続的な成長を目指す方針です。
💰 配当方針
ソフトバンクは安定的かつ継続的な配当を基本方針とし、2025年3月期は年間配当88円(中間44円、期末44円)を実施。2026年3月期も同額を継続予定です。
| 年度 | 配当(円) |
|---|---|
| 2024年3月期 | 86 |
| 2025年3月期 | 88 |
| 2026年3月期(予想) | 88 |
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:通信基盤の強固さと安定収益モデル
- 強み:PayPayやZHDとの連携による非通信事業の拡大
- 強み:高い株主還元意識と安定した配当実績
- 弱み:競争激化によるARPUの伸び悩みリスク
- 弱み:非通信領域での投資リスクと収益化の不確実性

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