🧾 三井化学(4183)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
三井化学は、モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージング、ICTなど多様な事業領域に展開する大手化学メーカーです。高機能材料に強みを持ち、半導体や医療などの成長分野にも注力しています。また、B&GM(ベーシック&グリーン・マテリアルズ)としての基礎化学品事業も展開し、サステナビリティに配慮した素材提供を進めています。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 売上収益(億円) | 17,497 | 18,092 | 17,700 |
| コア営業利益(億円) | 962 | 1,010 | 1,100 |
| 当期利益(億円) | 500 | 322 | 550 |
| 1株配当(円) | 140 | 150 | 150 |
💡 決算の要点
三井化学の2025年3月期決算は、売上収益が前年比3.4%増の1兆8,092億円となり、成長領域の拡大とB&GM(ベーシック&グリーン・マテリアルズ)の構造改革が進展しました。コア営業利益は1,010億円(前年比48億円増)と増益でしたが、当期純利益は322億円と178億円減少しました。ICT領域は前年比で売上減少も利益は増加。モビリティやライフ&ヘルスケアは堅調に推移し、特に高付加価値製品の需要が増しています。一方で、基礎素材分野では依然として市況の厳しさが影響。キャッシュフローでは営業CFが2,005億円、投資CFが△1,650億円、フリーCFは355億円となり、資金繰りは安定しています。
🔮 次期の見通し
2026年3月期は売上収益1兆7,700億円、コア営業利益1,100億円、純利益は550億円を見込んでいます。成長領域では、半導体や医療材料などの需要増に対応するための設備投資や新製品展開を計画。ベーシック&グリーン・マテリアルズも徐々に回復し、米国の関税影響を織り込みながらも業績改善を目指します。また、ポートフォリオ改革を加速させ資本効率の向上も追求します。
💰 配当方針
安定的かつ継続的な配当を基本とし、総還元性向40%以上、DOE3.0%以上を目標としています。2025年3月期は10円増配の年間150円(中間75円+期末75円)を実施。2026年3月期も同額を予定しています。
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:成長領域におけるグローバルシェアの高さ(特に医療・半導体分野)
- 強み:財務健全性と安定したキャッシュフロー
- 強み:長期ビジョン「VISION 2030」に基づく戦略的経営
- 弱み:基礎素材分野での市況変動の影響が大きい
- 弱み:米中関係や原材料価格など外部要因に業績が左右されやすい
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大きな問題なしです。

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