🧾 三井物産(8031)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
三井物産は日本を代表する総合商社の一つで、金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、生活産業など、多岐にわたる事業を展開しています。世界中にネットワークを持ち、資源開発や輸出入、製造、流通などのバリューチェーン全体を担うことで、国際的なビジネス展開を行っています。特に資源エネルギー分野では強みを持ち、持分法適用会社を通じた利益貢献も大きいのが特徴です。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 | 2026年3月期予想 |
|---|---|---|---|---|
| 収益(売上高) | 133,249億円 | 146,626億円 | +10.0% | ― |
| 営業利益 | ― | ― | ― | ― |
| 当期純利益 | 10,637億円 | 9,003億円 | △15.4% | 7,700億円 |
| 1株当たり利益(EPS) | 352.80円 | 306.73円 | △13.1% | 267.90円 |
| 年間配当 | 85円 | 100円 | +15円 | 115円 |
💡 決算の要点
2025年3月期の三井物産は、収益が10%増の14.6兆円と大幅に増加した一方で、純利益は前期比15.4%減の9,003億円となりました。資源価格の下落や一部事業の減損処理が影響した形です。特に鉄鉱石や原料炭価格の下落が響き、金属資源セグメントで大幅減益。一方で化学品や食料分野は堅調でした。配当は増配され、1株当たり100円と株主還元姿勢は継続しています。
🔮 次期見通し
2026年3月期の純利益は前期比14.5%減の7,700億円を見込んでおり、資源市況の不安定さや為替リスクを織り込んだ保守的な予想となっています。中期経営計画の下で、非資源分野の強化や資産入替を進め、安定収益体制の構築に注力する方針です。
💰 配当方針
三井物産は累進配当方針を採用しており、業績に関わらず減配しない方針です。2025年3月期は年間配当100円(前期比+15円)と増配を実施、2026年3月期はさらに増配し115円を予定しています。配当性向も32.6%から42.9%に引き上げられる見通しです。
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:多様な事業ポートフォリオ、資源・非資源双方のバランス、強固な財務基盤
- 弱み:資源価格への依存度が依然として高く、外部環境による業績変動リスクがある
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累進配当の方針に変わりありません。

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