🧾 丸紅(8002)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
丸紅株式会社は、日本を代表する総合商社の一つで、世界中の多岐にわたる産業分野でビジネスを展開しています。エネルギー、金属、化学品、インフラ、食品、アグリ、ライフスタイル、情報ソリューションなどをカバーし、商取引、事業投資、物流、リスクマネジメント、資源開発など幅広い機能を提供。特に非資源分野での実績が際立っており、成長戦略として次世代事業の育成にも注力しています。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 | 2026年3月期(予想) |
|---|---|---|---|---|
| 収益(売上高) | 72,505億円 | 77,902億円 | +7.4% | ― |
| 営業利益 | 2,763億円 | 2,723億円 | △1.5% | ― |
| 当期純利益 | 4,714億円 | 5,030億円 | +6.7% | 5,100億円 |
| 1株当たり利益(EPS) | 279.62円 | 302.78円 | +8.3% | 309.95円 |
| 年間配当 | 85円 | 95円 | +10円 | 100円(予想) |
💡 決算の要点
丸紅の2025年3月期決算は、収益が前期比7.4%増の7兆7,902億円、純利益は5,030億円と過去2番目の高水準を達成しました。非資源分野(食料・アグリ、ライフスタイル、ヘルスケアなど)が堅調に推移し、米国肥料販売事業やWheels事業が寄与。カタールLNG事業終了による為替益も業績を下支えしました。一方、資源分野では原料炭や石油・ガス開発の価格下落が減益要因に。営業利益と持分法利益はやや減少。配当は95円に増配され、総還元性向は40%を維持。
🔮 次期見通し
2026年3月期は純利益5,100億円を見込み、前年より増益。引き続き非資源分野の拡大と成長投資の成果が寄与する見通しで、特に次世代事業や北米モビリティ領域での収益拡大に期待。為替と資源市況は保守的に見積もられており、バッファも計上され堅実な計画といえる。
💰 配当方針
年間配当金は前期比10円増配の95円、2026年3月期はさらに5円増配の100円を予定。自己株式取得も800億円から400億円へ継続実施。総還元性向は40%程度を基本とし、安定かつ株主重視の還元政策を維持。
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:多角的な事業ポートフォリオ、非資源分野の成長性、堅実な財務とキャッシュフロー
- 弱み:資源価格や為替への依存、減損リスク(資源・EPC等)
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累進配当の方針には変わりなし。

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