今回は、医師にオススメの資産運用についてまとめます。
NISA(少額投資非課税制度)

簡単にまとめると、合計で1800万円までの元本を非課税で運用できる制度です。
売買によって1800万円の枠は復活するため、売買を繰り返して売買益を非課税で繰り返し得る選択肢もありますが、日常臨床業務に追われて株価を細かく追うことは難しいと思います。
そのため、オールカントリーやS&P500といった投資信託を選択することがオススメです。
三井住友DSアセットマネジメントを参考にすると、オールカントリーの利回りは7.7%で、S&P500の利回りは9.9%でした。
なぜ医師にオススメなのか?
理由は、他の職種と比較して若い時から高い年収を得られるからです。若い時期から年収が高いことで、時間を味方にして複利をメリットを大きく享受することができますが。
NISAで言えば、1800万円の元本を最短5年で埋めることが可能だと思います。
私の印象としては関東圏の初期研修医の年収だと毎年360万円を投資できるだけの年収を稼ぐのは難しい可能性が高いと思われ、毎年360万円を投資可能となるのは後期研修医以降だと思います。
例えば、後期研修医となる26歳(現役・浪人/留年なし)から5年間でNISAを埋めた場合のシミュレーションが以下です。オールカントリーの過去30年利回りを参考に利回り7%で計算しています。


時間を味方にして複利を大きく享受することで、退職するであろう65歳時点では億り人を目指すことも可能です。

このシミュレーションの注意点は、過去〇年のS&P500やオールカントリーの利回りは特に株価の調子が良かった直近10年を含んでいるという点です。
今後も同様の利回りが得られるかは分からないため、捕らぬ狸の皮算用とならないように注意しましょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)

簡単にまとめると、老後資金を準備しようという制度です。
5年ルールが10年ルールになった改悪があってiDeCoを嫌う方もいますが、その改悪も含めてiDeCoは医師にオススメです。
なぜ医師にオススメなのか?
主な理由は以下です。
- 掛金が所得控除の対象となる。
- 運用益が非課税になる。
- 受け取る時も節税が出来る。
1については、所得が多いほど節税効果が強くなり、年収が高いとされる医師には特にオススメになります。
例えば、大学病院勤務の公務員の場合、掛け金上限は2万円です。26歳からiDeCoを行うことで308万円の節税になります。具体的なシミュレーションはこちらから。

2については、NISA同様です。運用益には通常20.315%の税金がかかりますが、その税金が無しになります。
3については、10年ルールになったことで改悪された項目です。ただ、改悪されたのは一時金で退職所得として受け取る場合であり、医師の中には退職金がない職場にお勤めの方も一定数いると思われ、そういった方には全く改悪の影響がありません。
不動産投資
私自身は未経験なので、一般論での話になります。
不動産投資のメリットは、主に以下です。
- 減価償却などの経費を利用することで見かけ上の所得を減らして節税できる
- 相続に強い
1については、不動産所得は給与所得で損益通算が出来ます。通常、不動産を購入するときには多額のお金が必要になり、経費にできる項目も多いです。経費を利用することで所得を減らすことができるため、節税が可能となります。
2については、ローンを組むことで残った借金と通算して相続対象となる金額を下げられたり、建物・土地は現金よりも相続税評価額が下がることなどが理由です。

減価償却などの経費を用いて節税できることのみに着目して不動産投資を斡旋する業者や広告が多いです。
実際には経費処理が出来ても、空室だらけで毎月赤字になってしまう不動産を持つと固定資産税や維持費などで大きな負債となってしまいます。ワンルームマンション投資には特に注意を。
節税を狙うにしても、その不動産のみで収益が成り立つような物件を選ぶことが前提条件です。
なぜ医師にオススメなのか?
医師は安定した職業であり、不動産投資を行う際に必須の融資が受けやすいのが大きな理由です。
また、勤務医だとなかなか経費にすることが難しいですが、不動産所得を得ることで経費処理できる幅が広がって節税対策になることも利点です。
ただ一方で、多忙で物件選びを蔑ろにすると上述の通りで負債を抱える可能性があり、注意が必要です。
ふるさと納税

自分の好きな自治体に寄付を行うことで、年収や家族構成に応じた上限額の範囲内であれば寄付額の2000円を超える部分について所得税や住民税から控除される(税金が減って節税になる)制度です。
なぜ医師にオススメなのか?
年収によって寄付が可能な上限額が異なり、高年収ほど寄付額が増えます。
自己負担額は年収を問わずに2000円で一定にも関わらず、高年収の人は多額の寄付が可能であり、高年収の人ほどふるさと納税はお勧めです。

確定申告またはワンストップ特例の利用を忘れずに。
ポイ活
一般の方も利用可能なポイ活サイトもありますが、医師向けのポイ活サイトは単価の高いものも多く、ちょっとした副業に最適です。
ポイ活に多少の時間を割く必要はありますが、ポイ活自体のリスクはなく、すき間時間にオススメです。







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