概要
今回は、不動産投資の勉強のために読んだ、「土地活用で得するドクター損するドクター 医師×土地活用が生み出す究極のシナジー効果」についてです。

医師に関係した土地活用の話だろうと思ったので、読んでみようかなって思った次第です。
出版社はダイヤモンド社で、発売日は2018/12/13です。
著者の大山一也さんは、TRIVE Holdingsという株式会社の代表取締役です。
医師向けの資産運用に特化しているようで、医師向けの資産形成に関する書籍を複数書かれているようです。

発売日がやや古いのは気になります。
TRIVE Holdingsでは不動産関係のセミナーもやっているみたいです。
ただ、X(Twitter)ではサブリースに関するトラブルの報告も多く、信頼して良いのかは判断しかねる印象です。
要約
- 第1章地主医師は土地活用をしないと損をする?
医師の現状と、不動産以外を含む資産運用についての概説。
- 第2章必ず知っておきたい土地活用の基礎知識
土地活用の選択肢や税金ことについて概説。
- 第3章医師のメリットを最大限に生かした土地活用術
医師が土地活用するメリット、介護・福祉施設という選択肢について概説。
- 第4章土地活用で見えてくる医師の豊かなライフプラン
サービス付き高齢者向け住宅という選択肢、資産運用を相談する相手について概説。
第1章については、医師の現状(忙しいのにそれほど年収は無い等)について説明した上で、不動産以外の投資信託やFXなどの資産運用の選択肢について説明されています。
私自身はもともと投資信託など金融商品の運用はしたことがあったので、特に新鮮味はなく、本題とも関係がない章でした。
第2章については、土地活用としての選択肢が説明されています。売る選択肢や、アパート、駐車場etc…。
ここについてもFPで勉強した内容と遜色はなく、特に私的に新鮮味はありませんでした。
第3章については、医師ならではの土地活用について複数の選択肢が挙げられています。その中で介護・福祉施設が推されている章です。
個人的には土地活用の一環として介護関係の施設は気になっているのですが、今の時点で考えている運用方法ではなかったので、「そういう選択肢もあるんだな」といった印象でした。
第4章については、介護・福祉施設の中でもサービス付き高齢者向け住宅について説明されています。税金面での優遇のことも触れられています。
税金面で優遇されていることは分かったものの、どういう手順で進めれば良いのかなど具体的なことは記載されていませんでした。
感想
5項目で評価しています。
【具体性】不動産投資をするにあたっての具体的な手順や道筋が記載されているか。
【読みやすさ】本の読みやすさ。
【新規性】その本ならではの提案や意見があるか。
【価格】本の価格。
【初心者お勧め度】不動産投資初心者の最初の1冊としてのお勧め度。
不動産投資初心者が最初に読む本ではないかなという印象です。
この本を読むことで介護・福祉施設という選択肢があるのだということが分かっても、どういう手順で不動産投資を進めていくのかは具体的な手順の説明はありません。
不動産投資の手順については、
著者がトライブホールディングスという会社の代表取締役であることもあり、医師の資産運用に特化した不動産投資会社に相談して進めていくのが良いでしょう、という趣旨の記載内容でした。
X(Twitter)のコメントを読むと信頼して良いのか何とも言えない会社であり、この本だけでは不動産投資には挑戦できなさそうです。

トライブホールディングスは、賃貸管理も行っているようですがその管理形態としてのサブリース契約が契約者とトライブホールディングス間で問題になっているようです。
また、研修医をターゲットにした不動産勧誘などの情報もXには散見されており、医師としては信頼しづらいコメントが多い印象でした。
ただ、完璧な不動産会社は存在しないので、信頼してセミナー参加や相談するのかはご自身で判断してください。


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