🧾 日本ゼオン(4205)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
日本ゼオン株式会社は、合成ゴムを主力とするエラストマー材料や高機能材料を所採とする化学系統の大手製造業です。合成ラテックス、化成香料、光学フィルム、電池材料、電子材料などを展開し、自動車、電子、医療、環境技術など多様な分野で定立した地位を確立しています。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 | 2026年3月期予想 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,822億円 | 4,206億円 | ↑ 10.0% | 4,095億円(↓ 2.7%) |
| 営業利益 | 205億円 | 293億円 | ↑ 43.0% | 280億円(↓ 4.5%) |
| 経常利益 | 269億円 | 331億円 | ↑ 22.8% | 280億円(↓ 15.3%) |
| 純利益 | 311億円 | 262億円 | ↓ 15.8% | 250億円(↓ 4.6%) |
| EPS(円) | 147.19 | 127.43 | ↓ 13.4% | 129.13 |
| 年間配当(円) | 45 | 70 | ↑ | 72 |
💡 決算の要点
2025年3月期の日本ゼオンは、売上高が前年比+10.0%の4,206億円、営業利益が+43.0%増の293億円、経常利益も+22.8%増の331億円と大幅増益を記録しました。これは「ZΣ運動」によるコスト削減、生産革新、供給チェーンの合理化などの改善が効果を上げたためです。 エラストマー材料事業が売上2,365億円(+213億円)、営業利益109億円(+43億円)と大幅に増加。高機能材料事業では光学フィルムなどの寄与で売上1,216億円(+142億円)、営業利益176億円(+43億円)と好調でした。一方、特別損失やキャッシュフロー減少などの影響で純利益は15.8%減となりました。
🔮 次期見通し
2026年3月期は物価上昇や通商政策、マーケット変動など不透明要素が多いものの、合成ゴムのグローバル展開、光学フィルムの拡大、電池材料の需要反発などで経営基盤を強化しつつ、減益予想ながら成長投資を継続する方針です。
💰 配当方針
年間配当は前期の45円から70円へ大幅増配。次期も72円を予定しており、株主還元強化を継続しています。
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:光学フィルムや電池材料など高付加価値商材による高利益経営、「ZΣ運動」や生産革新による構造的な効率化
- 弱み:捕捉不完全な世界情勢に影響される経済感度、純利益は減益、電子材料などでまだらなリスクも
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大きな問題ない決算でした。

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