🧾 東ソー(4042)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
東ソー(TOSOH)は、石油化学、クロル・アルカリ、機能商品、エンジニアリングの4事業を展開する総合化学メーカーです。石油化学ではエチレン、ポリマー等を製造し、クロル・アルカリでは苛性ソーダやPVCなどを展開。機能商品ではエチレンアミンやバイオサイエンス製品、高機能材料などを提供。エンジニアリングでは水処理装置を中心とした装置販売を手掛けています。脱炭素を軸にした成長戦略を掲げ、設備投資や新製品開発に積極的です。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 | 2026年3月期予想 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆564億円 | 1兆634億円 | +5.7% | 1兆500億円 |
| 営業利益 | 798億円 | 989億円 | +23.9% | 1,080億円 |
| 当期純利益 | 573億円 | 580億円 | +1.2% | 620億円 |
| EPS | 180.07円 | 182.13円 | +1.1% | 194.66円 |
| 年間配当 | 85円 | 100円 | +15円 | 100円 |
💡 決算の要点
2025年3月期は、前期比で売上・利益ともに増加しました。四日市事業所のプラントトラブル解消や、南陽事業所の修繕完了により生産が回復。円安やナフサ価格上昇も追い風となり、売上高は1兆634億円と5.7%の増加、営業利益は23.9%増の989億円となりました。特にエンジニアリング事業の伸長が寄与。石油化学ではクロロプレンゴムやエチレンの出荷増が好影響。クロル・アルカリでは苛性ソーダとMDIの価格上昇が利益を牽引しました。
🔮 次期見通し
2026年3月期は、売上高が微減する一方、営業利益・純利益は増益見通し。設備投資の増加や研究開発の強化を継続しつつ、エネルギーコストの上昇や需要変動リスクに対応。ベトナムでの新MDI拠点稼働、分離精製剤の生産増強など、中長期の成長に向けた施策を推進します。
💰 配当方針
2025年3月期の年間配当は100円(前期比15円増)で、配当性向は54.9%。2026年3月期も年間配当100円を予想しており、安定した還元を継続する姿勢です。
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:幅広い化学製品ポートフォリオ、成長市場への設備投資、脱炭素対応の推進
- 弱み:原材料・エネルギー価格に左右されやすい、海外市況への依存
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特に問題ありません。

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