🧾 トヨタ自動車(7203)2025年3月期 決算まとめ
🏢 事業内容
トヨタ自動車はグローバルに展開する総合自動車メーカーで、自動車本体、金融・モビリティサービス、住宅、自動運転・AIなど多岐にわたる事業を展開。特にHEVなど電動車の拡大や地域を志向した開発・生産体制が特徴です。
📊 決算サマリー
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 | 2026年3月期(予想) |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益(兆円) | 45.095 | 48.0367 | +6.5% | 48.5(+1.0%) |
| 営業利益(兆円) | 5.353 | 4.7955 | ▲10.4% | 3.8(▲20.8%) |
| 当期純利益(兆円) | 4.9449 | 4.7650 | ▲3.6% | 3.1(▲34.9%) |
| 1株配当(円) | 75→90 | 90 | +15円 | 95(予想) |
💡 決算の要点
2025年3月期は営業収益が48.04兆円(+6.5%)で過去最高を更新しましたが、営業利益は4.80兆円と10.4%減少、当期利益も4.76兆円と3.6%減となり2年ぶりの減益となりました。主因はコスト増や為替・スワップ評価の影響、日野自動車問題に伴う費用と報告されましたが、HEV販売増・価格転嫁・原価改善努力による影響緩和が見られました。為替の円安により約5,900億円の押し上げ効果もありました。
🔮 次期見通し
2026年3月期は営業収益48.5兆円(+1.0%)、営業利益3.8兆円(▲20.8%)、当期利益3.1兆円(▲34.9%)と保守的な予想が出されています。主に米国関税の影響を織り込み、為替円高前提、EVなど成長投資継続中も減益見通しとなっています。
💰 配当方針
累進配当方針に基づき、2025年3月期は中間40円・期末50円の年間90円、2026年3月期は95円(中間45円・期末50円)を予定し、6期連続増配を見込んでいます。配当利回りは約3.7%、配当性向は25%程度の安定的な水準です。
⚖️ 投資対象としての強みと弱み
- 強み:圧倒的なグローバル販売力と豊富な車種ラインナップ
- 強み:電動車(HEV/PHEV/BEV)販売の拡大と強固な価格設定力
- 弱み:原材料・労務費・為替・関税によるコスト圧力
- 弱み:関連会社の不祥事による費用負担と地政学リスクの増大

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