2-4 第三分野の保険

ファイナンシャルプランナー

第三分野の保険とは

・生命保険(第一分野の保険)、損害保険(第二分野の保険)のいずれのカテゴリーにも属さない種類の保険を第三分野の保険という。

・第三分野の保険は、病気やケガ、介護などに備えるための保険。

・医療保障は、生命保険の特約として付ける場合と医療保険として単体で契約する場合がある。

主な保険の種類

医療保険

・医療保険は、病気やケガによる入院・手術などに備える保険。

・医療保険は、1回の入院について支払日数の限度(60日や120日など)がある。

・また、通算しての支払い日数の限度もある。退院日の翌日から180日以内同一の疾病等により再入院した場合、入院給付金支払限度日数はそれまでの入院日数と合算される。

・終身型と更新型がある。更新型は申し出ない限り、健康状態関わらず自動で更新されるが、亢進時の年齢によって保険料が計算される。

・1泊入院や入院1日目から給付金を支払うタイプが主流。

・保険期間中に入院給付金を受け取った場合でも保険契約を更新することが可能。

ガン保険

・がん保険は、保障の対象を癌に限定した保険。

・がんと診断された時に支払われるがん診断給付金やがん入院給付金、がん手術給付金などがある。

・なお、がん保険には、一般的に責任開始日から90日間(3か月間)程度の免責期間(待機期間)が設けられている。

・がんで入院した場合の入院給付金に日数の上限はない

SKReo
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「癌かも」って思ってから保険に入っても、免責期間があるので注意しましょう。

介護保障保険

・介護保障保険は、寝たきりや認知症の症状が一定期間続く場合に給付金(一時金や年金)が支払われる保険。

・(民間の)介護保険には、公的介護保険(社会保険の介護保険)の要介護度に連動して給付されるもの(連動型)と、各保険会社で独自で基準を定めて給付されるもの(非連動型)がある。

・介護保障保険は、年齢・保険期間などの契約内容が同一である場合、支払保険料は男性よりも女性の方が高くなる。

認知症保険

・被保険者が認知症となった場合に保険金・給付金が支払われる保険。

・アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症などの「器質性認知症」で、医師により認知症と確定診断された時に保障対象となる。

・また、軽度認知障害(MCI)を保障対象としている商品もある。

・一定期間の待期期間が設けられている。

・掛捨て型が一般的。

所得補償保険

・所得補償保険は、入院の有無を問わず病気やケガによって仕事が出来なくなった場合に、喪失する所得に対して保険金が支払われる保険。入院しているかどうかは関係ない。

・また、勤務先の倒産による失業は保障の対象外。

SKReo
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所得補償保険の保険金は、医療費を補填するものではないため、所得税における医療費控除の計算上、差し引く必要は無い。

健康増進型保険

・契約時の健康診断結果や、契約後の健康状態・保険増進活動(ウォーキング等)に応じて、保険料の割引や還付金の受取りができる保険。

限定告知型(引受基準緩和型)保険

・告知内容を簡素化(限定)することで、健康状態に不安のある人でも加入しやすくした保険。

・通常の保険と比べると、保険料が割高となり、保険金・給付金の上限額が低く設定されている。

・なお、一般に免責期間はなく、支払削減期間が設けられている。

生前給付保険

特定疾病保障保険(三大疾病保障保険)

・特定疾病保障保険は、3大疾病(癌・急性心筋梗塞・脳卒中)と診断され、所定の状態となった場合に、生存中に死亡保険金と同額の保険金が(特定疾病保険金)が支払われる保険。

・特定疾病保険金を受け取った時点で契約が終了し、その後死亡しても死亡保険金は支払われない

特定疾病保険金を受け取ること無く死亡した場合は、死亡保険金が支払われる。

就業不能保険

・就業不能保険は、所定の病気やケガによる入院や在宅療養により、働くことが不能となり、その状態が所定期間継続した場合に給付金が支払われる保険。

・うつ病などの精神疾患による就業不能を保障するタイプもある。

コメント

高額療養費制度があるものの、今後制度の改悪で現役世代の自己負担は増えるようです。

高額療養費制度目いっぱい払っても痛手にならない生活をしているなら良いかもしれませんが、いつどこで病気になるか分からない(女性の場合は若くても妊娠などで入院を要することも)ので、掛捨ての安い医療保険には入っておいても良いかもしれませんね。

この章では、医療保険とがん保険が頻出です。保険証券を提示されて計算問題として実技に良く出ます。

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