3-9 ポートフォリオとデリバティブ取引

ファイナンシャルプランナー

ポートフォリオ

ポートフォリオとは

・ポートフォリオとは、所有する資産の組み合わせのことをいう。

ポートフォリオ運用とアセットアロケーション

・ポートフォリオ運用とは、性格の異なる複数の銘柄(金融商品)に投資することによって、安定した運用を行うこと。

・また、投資資金を国内株式・国内債券・海外債券・不動産などの複数の異なる資産(アセット)に配分(アロケーション)して運用することを、アセットアロケーションという。

ポートフォリオの期待収益率

期待収益率とは、予想される状況とその状況が発生するであろう確率を求めて、それぞれの予想投資収益率を加重平均したもので、ポートフォリオの期待収益率は、個別証券の期待収益率をポートフォリオの構成比で加重平均したものに等しくなる。

リスクの低減効果と相関係数

・投資においてリスクとは、不確実性のこと(利益や損失がどの程度発生するかが不確実なこと)をいう。

・ポートフォリオのリスクを低減させるためには、できるだけ異なる値動きをする資産や銘柄を組み合わせる必要がある。

・組み入れる資産や銘柄の値動きが同じか異なるかを見るとき、相関係数を用いる。

・相関係数は、相関関係を-1から+1までの数値で表したもので、-1に近づくほどリスク低減効果が期待できる。

SKReo
SKReo

相関係数が-1のものほど逆の動きをするので、ポートフォリオ全体としてはリスクを低減する効果があります。

例えば、株式①と②を持っていて相関係数が+1であった場合、両者は一緒の株価変動をするので、①の株価が-1になった場合は②の株価も-1になり、ポートフォリオとして-2の損失です。

株式①と②の相関係数が-1なら、①の株価が-1になった時②の株価は+1になるので、ポートフォリオとしては±0となり、リスクが低減することになります。

シャープレシオ

・シャープレシオとは、リスクに対してどれだけのリターンを得ることが出来たのかを示す指標。

・数値が大きいほど、運用効率が良いということ。

デリバティブ取引

デリバティブとは

・デリバティブ取引とは、株式や債券などの金融商品から派生して生まれた金融商品(デリバティブ)を扱う取引をいう。

・デリバティブ取引には、先物取引・オプション取引・スワップ取引などがある。

《先物取引》
・将来の一定時点において、特定の商品を一定の価格で一定の数量だけ売買することを約束する取引。
・たとえば、5月の時点で、8月の時点に受渡する商品の価格をあらかじめ決めてしまうこと。

《オプション取引》
・将来の一定時点に、一定の価格で特定の商品を売買する権利を売買する取引。
・買う権利をコールオプション、売る権利をプットオプションという。

《スワップ取引》
・金利や通貨から生じるキャッシュフローを交換する取引。

コメント

ポートフォリオは将来の収益を決める重要な要素です。強い精神力で株式のみで構成する人もいると思いますし、一定の頻度で来る大暴落に耐えられない精神力なら債券や金などを組み込むことも選択肢です。

この章は試験に出ることは出るのですが、意外と重箱の隅をつつくような問題も多くて、深く覚えておかないと選択肢が削れなかったりするので、コスパ悪い気もします。

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